「クレジットカードの返済ができない」「返済日がもうすぐだけど、お金がない」「すでに延滞していて何度も連絡が来ている」という方で返済したいと思っていてもどうしても返済が難しいということもあることでしょう。
返済ができない方は早めに対応を!
「うっかり返済日を忘れていた」という場合は、1日でも早く対応することができれば大事にはいたらないでしょう。しかし、返済の目処がまったく立っていない場合や返済できない期間が長期にわたる場合は、注意が必要です。
返済が滞るとどうなる?
返済ができないときのリスク
- カード利用の場合、カードが利用停止になる
- 担当者から電話や書面で督促を受ける
- 遅延損害金が加算される
- 信用機関に金融事故情報が登録される
- 強制解約される
- 滞納している全額の一括請求
- 裁判になり給与が差し押さえられる
カードが利用停止になります
まず、延滞中は利用しているカードが利用停止になり利用することができなくなります。残高不足で引き落としが出来なかった場合、その時点でカードの利用ができなくなってしまいます。
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電話や書面による督促を受けます
カードの支払日を数日すぎた段階で、担当者から電話や書面での督促が始まります。
滞納すると自宅宛にハガキや電話があるため、家族にコメリカードから督促されていることがバレる可能性があります。家族に内緒でお金を借りている人は特に注意が必要です。
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遅延損害金が発生し返済総額が増えてしまいます
カードの支払いが遅れると利息のほかに遅延損害金が発生します。キャッシングの場合、年利20.0%で延損害金が発生します。
たとえ少額だとしても支払日の翌日から遅延損害金が発生するため、本来の請求金額に遅延損害金が加算されて請求されることになります。
信用機関に金融事故情報が登録されほかのローンが組みにくくなる
61日以上~3ヶ月滞納してしまうと大抵のカード会社では、信用情報に金融事故というかたちで登録します。登録されると、他社で新規のローンを組むこともできなくなり、現在利用しているローンやクレジットカードでも途上与信により事実が分かるため、強制解約が行われる危険もありますので注意が必要です。
カードが強制解約されます
延滞が1ヵ月過ぎた時点で強制解約される危険性が高まり、カードが利用停止となり、強制解約となってしまいます。強制解約されてしまうと契約自体が解消されることになり、その後、カードを利用することはできなくなります。
滞納している金額を一括請求されます
長く滞納してしまうと、カード会社から一括請求の催告書が届くこともあります。一括請求の催告書には、未払いになっている金額、遅延損害金の額、支払い期限などが記載された正式な通達になります。この通知が届いた場合は、期日までに返済しなくてはならなくなります。
裁判になり給与が差し押さえられます
クレジットカードの請求が未払いの場合であっても、必ず、裁判による差し押えを認める判決が必要となります。そこで、差し押さえが認められた場合、毎月の給与の一部が強制的にクレジットカードの返済に回されることになってしまいます。
債権回収から通知がくることもあります
また、カードの支払いをずっと滞納している場合、カード会社から債権回収株式会社に債権譲渡され、債券回収会社からの取り立てが始まることもありますので、「こんなところからお金を借りたことはない」と思い込み、無視し続けることはやめましょう。
カードの支払いができない、どうしたらいい?
支払いができないときの対応策
- 早い段階でカード会社の窓口へ相談しましょう
- 親や家族にお金を借りて支払いましょう
- ほかのローンを利用して一時的に補填しましょう
- 債務整理を考えましょう
早い段階で窓口へ相談する
支払いが難しい、または今後払っていけそうにない、という時には、速やかにコールセンターなどに相談することをおすすめします。全く払えそうになくても、督促を無視して連絡をしないよりはいいでしょう。担当の方が今後どのように払っていくかどうかなど丁寧に対応してくれます。
親や家族にお金を借りて支払う
両親や家族からお金の支援が受けられる場合は相談することも必要です。カードの利用や滞納の事実がバレてしまいますが、信用情報に傷がつくことや差押えを受けることに比べると遥かにいいかと思われます。
ほかのローンで一時的に補填する
クレジットカードの支払いを延滞し、家族や友人からの援助も受けられないという方は、ほかのローンの利用を検討してみてください。要は、他社からお金を借り、ピンチの時にだけカード支払いに充てるといった使い方になります。
滞納していてもお金が借りれるところがあります
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他社での借り入れが難しいという方でも借りれます!
債務整理で借金を整理しましょう
すでに返済により生活が困窮している方は、債務整理も視野に入れるといいでしょう。債務整理にもいくつか種類があります。
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自分だけで悩まず専門家に相談しましょう
思い切って相談することで、借金の金利がなくなったり、本当に返せる金額だけを返すだけでよいことになるように専門家の方があなたに代わって交渉してくれます。『相談料は無料だけど、本当に良い専門家なのかどうか心配』という方は、匿名希望の方にも無料で相談にのってくれる法律事務所にとりあえず相談をしてみて、信用できるかどうか自分で確かめることをおすすめします。